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ここにもg.d.な人

大阪大学大学院 医学系研究科

健康スポーツ科学講座 スポーツ医学 教授 中田 研さん

ロンドン五輪で日本テニスチームドクターを務め、現在も日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ、また日本テニス協会ナショナルチームや阪神タイガース、Vリーグ バレーボール サントリーサンバーズのチームドクターとして活躍。膝関節のスポーツ整形外科分野では世界的な権威。

「トップアスリートの身体能力を 高めるノウハウが、一般の方々の
健康レベルアップに役立ちます」

身体のやわらかさがケガや故障を防ぐ

  空前の市民マラソンブーム。数年ぶりにスポーツを再開したものの、イタタ!と思わぬトラブルに見舞われたら!? スポーツ医学の権威であり、そうそうたるトップアスリートを支えてきた中田先生に、”再開”初心者でもケガや故障から身を守りながらスポーツを楽しむ方法や、スポーツの効用がどんなところにあるのかを伺ってみました。
「運動不足を解消しようとスポーツを始める人は、仕事も自分でタイムマネジメントできる年代。30代後半から40代の方が多いので、身体が固くなっているんです。学生時代はバリバリ運動していたからといって、20代のイメージで動いたら、肉離れなど何らかのケガや故障はつきもの。それを防ぐ一番の基本は、身体のやわらかさを維持すること! 固くなった関節、筋肉、身体全体をストレッチなどで日頃からやわらかくコンディショニングすることです。プロでもアマチュアでもまったく同じです」。先生いわく、「一番やわらかいのは赤ちゃんです」と。成長と共に身体はどんどん固くなる一方。日常的なストレッチや適度な運動習慣で動きやすいコンディションに保ちましょう。

心身や社会性を高めるスポーツをもっと

 ところで先生によると、スポーツ医学には「治す」「予防する」だけでなく、「よりレベルを上げる」という三段階があるのだそうです。といっても、そんな最先端のスポーツ医学が我々一般人に役立つことがあるのでしょうか。
「競技力を高める分野で得た知見を、一般に活用して、平常の健康レベルをより高く上げていくことができます。それにはトレーニングだけでなく、食事や水分、睡眠の取り方が重要なファクターになるんです」。
 運動+食事、それってまさに「グッド・ダイエット」じゃないですか。「スポーツをすることは身体だけでなく、メンタル面、ソーシャル面にも大きなプラス。勝つ喜び、負けた方へのリスペクト。国や宗教も関係なくグローバルに共感できる点も大きな効用といえるでしょう」。そろそろあなたもスポーツを始めてみませんか。

\中田さんはこんな活動も!/

現場が仕事場!

大阪大学大学院で教える、附属病院で治療に当たるだけでなく、日本整形外科学会 認定スポーツ専門医、日本体育協会公認スポーツドクターとしてスポーツの現場でも活躍中です。